資料館
グリンナーの利用 グリンナー製品の皮膜効果
【要旨】
グリンナーの主成分として、パラフィンではなくワックスを用いたことにより、展着性・柔軟性・伸長性・透明性に優れた、眼にも見えないミクロの皮膜が得られたのです。
- 処理結果 【キウリ・茶葉への処理】
グリンナー15倍液は、3週間後に無処理と同等以下まで消滅した。
(神大学農学部で実施<剤-5014>)
- 処理結果 【タマネギへの処理】
グリンナー15倍液浸漬は、植え傷み、欠株ともに少なく、15~20%の増収。
(岐阜県農試<営-132>)
- 処理結果 【トマトへの処理】
グリンナー10倍液散布は、活着良好、初収4日早く、25%の増収。
(岐阜県農試<営-132>)
- 処理結果 【無日覆キク”さし芽”への処理】
グリンナー15倍液散布は、葉やけ防止、凍害防止、サビ病防除、他殺菌剤の防除回数減。
(岡山県東児花卉園芸協同組合<営-132>)
- 実証報告 【米作日本一の技術】
草丈:26.3cm
茎数:3.4本
葉数:6.0~6.5葉
坪当穂数:1500.8本
反当収量:975.08kg
(小池政之氏)
- 官公署掲示 【植栽工事仕様書】
グリンナー使用で蒸散抑制効果を。
(日本万国博覧会協・大分県)
- 気孔及びクチクラ層からの蒸散抑制に起因する効果
・蒸散抑制による移植・定植時の、萎凋防止、活着促進
・蒸散抑制による生育時の、干害防止、成長促進、新芽開序の早期化、着花促進、果実肥大化促進、徒長防止、潅水量節減
・蒸散抑制解除後の突発的蒸散促進
- 植物体への直接作用による効果
・形成被膜による、移植時の傷み防止、雹・寒波からの傷み防止、病虫害等からの防護、種苗の安定保存、強風からの傷み防止、台風等からの潮(塩)害防止
- その他の効果
・他の薬剤の展着助長(農薬撒布回数の削減)
・収穫物の鮮度保持
- 植物体地下部及び栽培土壌への作用
・作物の吸水量の削減<根部での被膜形成>
・土壌の特殊団粒形成<土壌の固着>